2007.04.27 11:52:42
[04月27日11時52分更新]
引用元:中央日報
旧日本軍「細菌戦研究」 米、機密文書を公開
≪10万ページ、石井中将の尋問記録も≫
米国立公文書館(メリーランド州)は、旧日本軍が当時の満州(現中国東北部)で行った細菌戦研究などに関する米情報機関の対日機密文書10万ページ分を公開した。文書目録によれば、石井四郎軍医中将を含む731部隊(関東軍防疫給水部)関係者の個別尋問記録が、今回の公開分に含まれている。また、細菌戦研究の成果を米軍に引き渡したとされる石井中将が、米側に提出する文書を1947年(昭和22年)6月ごろ執筆していたことを裏付ける最高機密文書も今回明らかになった。(ワシントン 山本秀也)
■戦争犯罪を立証
今月12日に公開された機密文書は、ナチス・ドイツと日本の「戦争犯罪」を調査するため、クリントン政権当時の99年に米政府の関係機関で構成された記録作業部会(IWG)が、米中央情報局(CIA)や前身の戦略情報局(OSS)、日本を占領した連合国軍総司令部(GHQ)などの情報文書を分析し、機密解除分をまとめて公開した。
IWGの座長を務めるアレン・ウェインステイン氏は、「新たな資料は学者らが日本の戦時行動を理解する上で光を当てる」と意義を強調するが、作業は「日本の戦争犯罪」を立証する視点で行われた。日本語資料の翻訳と分析には中国系の専門家も加わっている。
細菌戦などに関する米側の情報文書は、これまでも研究者が個別に開示請求してきたものの、一度にこれだけ大量に公開された例は少ない。
情報の一部は34年(昭和9年)にまでさかのぼるが、終戦の45年(同20年)前後4年分が大半を占めている。
文書内容の大半は731部隊など細菌戦研究に関する内容だ。公開文書の概要によれば、37年12月の南京事件に関する文書が一部含まれる。IWGでは「慰安婦問題」を裏付ける文書も探したが、「目的を達せず、引き続き新たな文書の解析を図る」と述べるなど、調査では証拠が見つからなかったことは認めている。
■日本の使用警戒
細菌戦の研究競争が大戦下で進む中、米側は日本の細菌兵器使用を終戦まで警戒していたほか、奉天(現瀋陽)の収容施設で、連合軍の捕虜に細菌実験が行われた形跡がないかを戦後調べたことが判明した。同じく米本土に対しても、日本からの風船爆弾が細菌戦に使われないか、米海軍研究所が回収した現物を大戦末期に調べ、「細菌の散布装置がついていないことから、当面は細菌戦を想定していない」と結論づけた文書も公開された。
細菌戦に関する米国の日本に対する関心は、44年ごろから終戦までは、細菌兵器の開発状況と731部隊の活動実態の解明に重点が置かれ、終戦から47年ごろまでは、同部隊関係者への尋問による研究成果の獲得へと、重点が移っている。
米側が最も強い関心を抱いたのは、731部隊を指揮した石井中将だった。45年12月の情報報告には、千葉県の郷里で中将が死亡したことを装った偽の葬式が行われたことも記されているが、翌46年から47年には中将に関する報告や繰り返し行われた尋問の調書が残されている。
■保身引き換えに
石井中将は自らと部下の保身と引き換えに、細菌戦研究の成果を米側に引き渡したとされてきたが、47年6月20日付の米軍最高機密文書は、こうした説に沿う内容を含んでいる。
「細菌兵器計画の主要人物である石井中将は、問題全体にかかわる協約を現在執筆中だ。文書には細菌兵器の戦略、戦術的な使用に関する彼の着想が含まれる。石井中将の約20年にわたる細菌兵器研究の骨格が示される見通しであり、7月15日には完成する」
同じ文書には、「日本南部の山中」に隠されていた「細菌に侵された200人以上から採取された病理学上の標本スライド約8000枚」が、47年8月末までに米側に提供されることも付記されていた。
米側では日本からの情報収集を急ぐ一方、冷戦でライバル関係となる旧ソ連に細菌戦に関する情報が渡ることを強く警戒していた。ハバロフスク裁判のため、旧ソ連が請求してきた細菌戦関連の証拠引き渡しを渋る一方、約30人の731部隊関係者が「モスクワ近郊で細菌兵器の研究プロジェクトに従事している」とする48年4月の情報報告も今回明らかにされた。
[01月18日11時15分更新]
引用元:イザ!(産経)
〜コメント〜
みのもんたの不二家へ問題発言や爆笑問題の番組でのやらせ問題などで最近何かとフェアプレーを要求しているTBS(※1)ですが、北朝鮮が人体実験を行っていた事が暴露されたからか、物議のある731部隊をさも真実であると決め付けるかのような論調は、フェアプレー精神溢れる素晴らしい記事ですね。
また、731部隊が問題視されるようになった背景に、慰安婦時の吉田清治著『朝鮮人慰安婦と日本人』(※2)と同様に森村誠一著『悪魔の飽食』(※3)が切欠となっていますが、これも捏造部分や匿名証言、問題を指摘されてからの改編などの数々の問題点があります。
731部隊についての核心は既にアメリカに渡っており、これらは憶測のみで報道されているわけですが、自身へのバッシングにはフェアプレー精神を要求しておきながら、自身はアンフェアなプレーを続けると言うのは如何な物でしょうか。それとも毎日新聞とTBSは全くの別物ですか?
では、ヨルダンで一般人を爆死させたゴミ記者はどうなったのでしょうか?嫌いな2ちゃんねるを模倣した掲示板をTBSが作成し、その内容をあたかも世論であるかのように報道した(※4)事もありましたね。坂本一家の情報をオウムに横流ししていた(※5)事もありましたね。
本当に関西テレビだけが民放連から除名されるほどの悪事を働いているのでしょうか?日本のマスメディアには自浄能力があるのでしょうか?
※1:バッシング風の報道はおかしい TBS社長が“注文”
※2:慰安婦 - Wikipedia
※3:悪魔の飽食 - Wikipedia
※4:TBSまた不祥事 2ちゃん映像「捏造」
※5:坂本堤弁護士一家殺害事件 - Wikipedia