酒田短大法人に解散命令へ 文科省、国所轄で初
多数の中国人留学生が首都圏に移り住んだことなどから経営破たんした山形県酒田市の酒田短大を運営する学校法人瑞穂学園に対し、文部科学省は13日、近く解散命令を出すことを決めた。大学設置・学校法人審議会が同日、命令を「妥当」とする答申を出した。
私立大や短大などを運営する国所轄の学校法人への解散命令は初めて。酒田短大は現在、学生も教職員もおらず、校舎なども差し押さえを受け休校状態が続いている。
同省は今後、山形地裁酒田支部に解散命令処分を通知する。瑞穂学園は解散後、清算法人になり、現理事が清算人として残余財産などの清算に当たる。
酒田短大は2001年、中国人留学生約200人が首都圏に移ったことが発覚、経営陣による奨学金の不正流用や経営の悪化も次々に明らかになった。(共同通信)
[7月13日18時54分更新]
引用元:共同通信(ヤフー)
城西国際大、留学生227人が不法残留
留学生が全国で4番目に多い城西国際大=千葉県東金市、水田宗子(のりこ)学長=で、昨年までの2年間に在留期間の更新が必要だった留学生らのうち計227人がその後、不法残留になっていることがわかり、東京入国管理局は12日、留学生の管理方法に問題があるとして、同大に立ち入り調査した。
入管が監督権限のない大学に立ち入り調査に入るのは異例。同大については、東京入管が昨年秋、不法残留の留学生が多い「不適格校」に認定し、今春に入学予定の留学生の審査を厳しくする措置を取っている。
学生不足に悩み、生き残りをかけて留学生を受け入れ、定員割れを防ごうとする大学や短大が近年増えている。一方、不法就労を目的に来日した留学生が失跡したり、長期間欠席したりする問題が相次いでおり、東京入管は今後、留学生の多い大学の学生管理について、本格的な調査に乗り出す方針。
城西国際大によると、同大では、おもに経営情報学部と人文学部で、年間計180人の留学生を受け入れており、今年4月現在、全学部生約5000人のうち約990人が留学生。うち9割が中国人という。
留学の在留期間は最長2年間しか認められず、4年制大学を卒業するには、途中で更新を入管に申請しなければならない。東京入管で、同大の留学生の出入国記録を調べたところ、在留期間が切れたのに更新や出国の手続きをしていない留学生が一昨年は116人、昨年も111人に上った。
この数は、各年に在籍していた留学生の約1割に相当。東京入管は、その多くが就労目的で不法残留を続けているとみている。
東京入管は昨年11月、同大を「不適格校」に認定。同大の留学生の入国審査を通常よりも厳しくし、日本語の会話が十分にできることや、留学生の実家が学費の支払いや留学中の生活費を工面できる経済力を持つことを証明する書類の提出を大学側に求めた。
その結果、今年4月に入学予定の留学生の申請は、例年の百数十人から62人まで減ったが、それでも申請が認められたのは11人だった。
東京入管では今回、「大学側が留学生の在留期間を適切に把握し、更新手続きの指導をしなければならないのに怠っていた」と判断。「学生の意欲など留学生の質にも疑問がある」として、異例の立ち入り調査に踏み切った。調査では、留学生の管理方法のほか、選抜方法やアルバイト先など生活実態についても大学側から事情を聞く。
(2004/7/12/14:33 読売新聞 無断転載禁止)
[7月13日18時54分更新]
引用元:読売新聞
~コメント~
中国の外務次官が日本国内での中国人犯罪はそんなに多くないとか言ったり(※1)、日本語学校経営者が蛇頭の幹部だったり(※2)、アメリカのハーバード大等の様な留学する事が目標となる大学と違って、安易な手段によって経営を維持しようとするのは、バーゲンセール時にしか客の来ない店と同様、いつかは苦しくなる自殺行為と言う事でしょうか?
※1:中国:中国の諺は物騒極まりない
※2:日本語学校経営者は「蛇頭」.
- 参考
- 隠れ蛇頭
- 関連
- 「日本の刑務所、中国生活より楽」=外国人被疑者、刑罰恐れず-警察白書
- 警察白書、外国人の組織犯罪に言及
- 不法残留などで中国人32人逮捕 警視庁
- 関係に影響を出しているのは犯罪者でしょ?
- 中国:中国の諺は物騒極まりない
- 国内:腐敗した自己の体質改善を優先されたし
- 国内:蛇頭の大物だった日本語学校経営者