4月。全国が選挙ムードに包まれ、府内でも首長や議員が有権者の一票で次々決まった。南区の「希望の家カトリック保育園」の園長の崔忠植(チェチュンシク)さん(69)は、深夜までテレビの開票速報にくぎ付けになった。
「選挙に行きたくて、行きたくて……」
在日韓国人2世。高校まで「新山守吉」の名で通った。染織工場に勤める父とチマ・チョゴリ姿の母。家はニンニクのにおい。「朝鮮人」と言われるのが怖くて友達を呼べなかった。
「在日」という現実から目を背けようと、バスケットボールに打ち込んだ。女の子にラブレターをもらっても、本当の自分を明かせないことがつらかった。
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教育大学を目指したが、「在日は教員になれないのが分かっているのか」と兄に言われた。府立大で社会福祉を学んだ後、同志社大で神学を修めて牧師になった。70〜80年代にかけて大阪や京都で指紋押捺(おう・なつ)などの人権問題に直面。「社会に自分たちの意見を反映するためには参政権がいる」と意識するようになる。
以来、在日本大韓民国民団(民団)の活動などを通して、地方参政権の必要性などを訴えている。
84年の国籍法改正で、両親どちらかが日本人の子は自動的に日本国籍を取得でき、22歳までに国籍を選ぶ仕組みに変わった。「日本国籍を取って、参政権を得ればいい」。世間ではこんな考えも根強い。
崔さんは、日本国籍を取るつもりはない。韓国籍の自分の存在が、日本社会でほかの国籍を認めてもらうための一つのシンボルになると思うからだ。「参政権は地域社会の一員と認めること。それが共生社会を生み、差別や偏見を乗り越えていく力になるんです」
山科区の神門(ごうど)佐千子さん(53)宅では、次男が20歳になり、選挙権がないのは夫のラローズ・ジャックさん(61)だけになった。
ラローズさんはパリ大を卒業後、フランス語講師として約30年前に来日。神門さんと結婚して永住権を取得した。現在は京都大でフランス語を教え、ボランティア活動に精を出す。
統一地方選では応援する候補者の記事を新聞で読み、政策を比べた。選挙に関心の高い母国に比べ、日本の投票率は低い。「行かないのなら、こっちに選挙権を与えて」と思う。
4月に初めて投票に出かけた次男は言った。「僕たちより長く日本に住んで日本を知っている人に選挙権がないのはおかしい」
神門さんは国際結婚をした人々と「国際結婚を考える会」をつくり、在日の人らと共に永住外国人の選挙権を求めて活動している。
「外国人はいつか帰ってもらう存在という意識が日本人には強い。でも、地域の一員として一緒に街づくりを考えていく意識が必要だ」 [05月07日??時??分更新]
引用元:朝日新聞
〜コメント〜
「よく知っているから・・・」っていうのは意味が分かりません。
「ガンダムをよく知っているからガンダムは固有名詞では無く著作権侵害では無い(※1)」「日本の漫画をよく知っているから世界に漫画を貶してマンファを広める(※2)」「HONDAの車をよく知っているからHONGDAを名乗るのだ(※3)」「ディズニーをよく知っているからよく似た遊園地を作って何が悪い(※4)」
こんな他人の権利を侵害するアジアな国の人々が多い日本で、外国人参政権など付与した日には、自己利益に走った議員たちによって一部の国民だけが優遇され、マジョリティである日本人が迫害されかねません。
また、権利を主張するには義務が果たされてこそであり、私達日本人が投票の義務が有る様に、在日外国人たちは自国での投票の義務があります。韓国では徴兵の義務のあるのですが、在日韓国人たちはその義務を果たしているのでしょうか?
日本に永住し、日本を愛しているのなら、帰国して故国と決別するべきです。それを選択せずに権利を得ようとするのは、我々日本人に対しての差別になるのではないでしょうか?
※1:南朝鮮のガンダム ※1:韓国の知的財産権問題 - Wikipedia
※2:Forget Manga. Here's Manhwa
※3:一文字違いの“HONGDA”ダメ ホンダ、中国での商標侵害訴訟で勝訴
※4:国営アミューズメント・パークで、ディズニー模倣 - 中国
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